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意外と知られていない歯ブラシの選び方
こんにちは!三浦です(^^♪
皆さんは毎日の歯磨きで使う歯ブラシをどのように選んでいますか?
ヘッドの小ささや柔らかさ、店頭に販売されているパッケージをみて買われる方などいらっしゃると思います。
意外と知られていないのですが、
歯ブラシ一つ一つでも効果やおすすめが違い、
それをしっかり選んで使用することが虫歯を防ぐために重要なのです。
なので今回は、歯ブラシの選び方についてお話ししたいと思います。
まず、歯ブラシですがどういう目的で使用されているかご存じですか?
食事の際の汚れを取ったり、歯垢を取ったり、歯茎のマッサージにも歯ブラシは有効なんです!
しかし、毎日の歯磨きで汚れがとれていないと虫歯や歯周病になってしまいます。
合っていない歯ブラシを使うと磨き残しができてしまい、
せっかく歯磨きをしているのにもったいないですよね?
なので、自分のお口に合った歯ブラシを使って効率よく汚れを落としていきましょう!
まず、歯ブラシの毛の硬さ編です
毛の硬さは「硬め」「ふつう」「やわらかめ」があります。
まずは、「ふつう」の硬さの歯ブラシを使ってみましょう!
〇痛みを気にして「やわらかめ」を使われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
毛が柔らかいと歯の表面を毛が滑るため汚れが思うように落とせません。
歯茎が腫れている方や歯周病で出血がある人にはお勧めです!
汚れを落とすのに時間がかかるためゆっくり丁寧に磨いていくことが大切です!
〇汚れを落とすことだけを考えると「硬め」が一番適しているといわれています。
しかし、毛が固いので優しく磨いても歯茎を傷めたりすり減ったり、
歯茎が下がっていってしまうことがあるので
年配の方や女性の方など磨く強さが弱めの方がおすすめです!
ただ、磨く強さや歯ブラシの当て方に注意して歯茎を傷めないようにしましょう!
次にヘッドの大きさ編です
ヘッドとは毛先が付いているところのことを指します。
一般的には、縦が3列の植毛のものが適正だといわれています。
ヘッドが大きいと奥歯に毛先が当たりにくく、
細かい箇所に磨き残しができやすいので、
男性よりお口が小さい女性の方は小さめサイズをお勧めします!
ただヘッドが小さすぎると綺麗に磨くことはできますが
磨くのに時間がかかってしまうので小さすぎず大きすぎずのサイズを選びましょう
また、毛が密集しているものは水はけが悪くなってしまうので不衛生になってしまいます
次に毛の形編です
毛先にも種類があります
ラウンド毛で表面がフラットになっているものは
歯全体を磨くのに向いているので虫歯予防に適しています!
虫歯のできやすいかたやお子さんにオススメです
極細毛で表面に段差があるもの(テーパード毛)は
歯と歯茎の境目に届きやすいので歯周病予防に適しています!
歯茎が腫れている方や出血がある方にオススメです
持ち手はご自身の手にフィットするものを選んで使ってみてください!
最後に、歯ブラシは消耗品です
交換時期がすぎた歯ブラシは汚れや歯垢を取り除く機能が低下しています
毛先が開いていなくても衛生面も考慮して一か月を過ぎていれば交換してください。
また、一か月たっていなくても毛先が開いたら交換のサインです!
歯ブラシを背中から見て毛先がはみ出していたら交換しましょう
どうでしたか?
結構種類があって迷いがちですが、歯磨きの際に一度ご自身のお口の中を見てみてください(^^♪
歯茎の状態や汚れが落とせているかを見てみて
ご自分に合った歯ブラシを選んでみてくださいね
そして日々の歯磨きでは落とせない汚れもあるので
3~4か月に1回はお口のお掃除に来てください!
その際に患者様一人ひとりにあった歯ブラシや歯磨きの仕方をお教えしますので
虫歯のないおいしくご飯が食べれる健康な生活を一緒に目指していきましょう!
当院では歯ブラシの選び方や歯磨きの仕方、それ以外にも虫歯の検診、妊婦検診や小児の検診もやっています!
その際にお口のお掃除も一緒に行えますので是非一度来てみてくださいね♪