親知らずの抜歯
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親知らずの抜歯に対応しますSupports wisdom tooth extraction
奥歯のさらに奥に生えてくる親知らずは、横を向いたり斜めになったりして生えてくるため、強い痛みを初めとするさまざまなトラブルを招きがちな歯です。
北九州市小倉南区、北方駅徒歩5分の歯医者「上田歯科医院」の院長は親知らずの抜歯を得意としており、難しい症例への対応も可能です。
親知らずが気になる場合には、お気軽に当院までご相談ください。
親知らずとは
親知らずとは、第2臼歯の奥、前歯から数えて8番目に生える第3臼歯のことです。12~13歳頃に前歯から第2臼歯まですべて生えそろった後、20~30歳頃の間に生えてきます。正しい向きで生えることもありますが、真横を向いていたり、斜めに生えたり、また歯茎に埋まったまま生えてこないものもあります。
親知らずの抜歯について
「親知らず」=「抜歯」というイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、状態によっては抜歯しなくていい親知らずもあります。
親知らずを抜歯したほうがいい場合
- 痛みがある
- 歯みがきがしづらく虫歯になりやすい、またはすでに虫歯になっている
- 中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている
- 横向きに生え、前の歯を押している
- 歯並びに悪影響を与えそうである
親知らずを抜歯しなくてもいい場合
- 歯みがきが問題なくでき、手前の歯と同じように生えている
- 骨の中に完全に埋まっていてレントゲン写真上問題がない
- 歯並びや咬み合わせ、まわりの歯に悪影響をおよぼしそうにない
親知らずを抜歯する時期
親知らずを抜歯するのであれば、できるだけ早い時期に判断することをおすすめします。正しい向きで生えない親知らずは、汚れが溜まりやすく虫歯や歯周病になりやすいため、トラブルが起きる前に対処したほういいからです。
虫歯や歯周病になってからでは、お口全体の健康に悪影響を及ぼすことがあります。生え出してから早い時期に抜歯すれば、その後顎の骨や歯肉も比較的早く快復するというメリットもあります。抜歯の時期が遅れると、親知らずと顎の骨が付着して抜歯が難しくなるケースもあるため注意しましょう。
親知らずは妊娠前に抜歯しましょう
女性は妊娠するとつわりが始まったり、生活習慣が変化したりしてお口の環境が悪化し、虫歯や歯周病になりやすくなります。しかし妊娠中には使用できる薬剤に制限が生じるため、時期によっては治療のタイミングをずらしたり、応急処置に留めたりすることもあります。また一般的な歯科治療だけでなく、「抜歯」は避けたほうがいいでしょう。
そのため、親知らずにトラブルが起きている、もしくは起きる可能性が高い場合には、妊娠前に抜歯しておくことをおすすめします。
親知らずのトラブルの原因
親知らずは横向きや斜めに生えてくるため、汚れが溜まりやすかったり歯みがきがしにくかったりして、虫歯や歯周病を招きやすくなります。放置すると親知らず自身だけでなく隣の歯まで虫歯や歯周病になってしまうことも少なくありません。
また横向きで手前の歯や歯根を強い力で圧迫することで強い痛みが出たり、歯並びを乱したりするほか、頬や舌の粘膜を傷つけて口内炎をつくるなどさまざまなトラブルを招きます。また疲れや睡眠不足、風邪などで体調が崩れると、免疫力が低下することで親知らずのまわりの歯肉が腫れ、痛みが生じることもあります。
親知らずの抜歯の流れ
STEP1表面麻酔
歯肉の表面をマヒさせる麻酔を塗り、次の麻酔液を注入するときの痛みを軽減します。
STEP2浸潤麻酔
歯を抜くときの痛みを緩和するため、歯のまわりに麻酔液をゆっくりと注入します。
STEP3伝達麻酔
神経に効かせるのが伝達麻酔です。
STEP4歯周靭帯の切除
歯を支えている歯周靭帯(じんたい)を切除し、歯を抜きやすくします。
STEP5親知らずの除去
親知らずを削りながら除去していきます。場合によっては歯を回転させながら除去します。
STEP6止血・縫合
ガーゼを咬んで止血し、傷口を縫合します。1週間ほどで抜糸します。レーザーを用いて治療をすると傷を早く治すことが可能です。
抜歯前の注意事項
注意1 常用薬の確認 | 現在服用している薬がある方はお申し出ください。薬の種類によっては、服用を中断していただくケースもあります。 |
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注意2 抜歯の可否について | 腫れや痛みが強い場合、抜歯の日程を延期して炎症を落ち着かせたほうがいいケースもあります。当日、気になる症状がありましたらお知らせください。 |
注意3 飲酒・睡眠について | 抜歯の前日は深酒しないようにし、十分な睡眠をとって体調を整えておきましょう。 |
注意4 治療時間について | 治療にかかる時間は、通常15~30分程度です。「顎の骨が硬い」「歯根の形態が複雑である」などという場合には、1時間程度かかるケースもあります。 |
注意5 キャンセルについて | 予約をキャンセルされる場合は、必ず前日までにご連絡ください。無断キャンセルはされないようお願いいたします。 |
注意6 妊娠中の方、持病をお持ちの方へ | 妊娠中の方、もしくは妊娠の可能性がある方は、産婦人科の主治医に抜歯の可否をご確認ください。また持病をお持ちの方は、必要に応じて主治医院宛てに照会状を作成しますのでご相談ください。 |
抜歯後の注意事項
注意1 麻酔後の注意点 | 抜歯の際には局所麻酔を施します。効果は2~3時間程度であり、抜歯後にも1時間程度は麻酔が効いた状態です。その間は唇や舌、頬などの間隔が鈍くなっており、咬んだり火傷をしたりすることがあるため注意しましょう。 |
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注意2 出血について | 歯科医院で止血をしてから帰宅していただきますが、帰宅後に出血がある場合には清潔なガーゼやティッシュを丸め、30分程度咬んでください。 |
注意3 傷口について | 抜歯した後の傷口には、血の塊ができることがあります。これはかさぶたのような役割があり治癒の過程において必要なものですので、強いうがいや歯みがきなどで取れてしまわないよう注意しましょう。また抜歯の前に縫合糸が自然に取れることがありますが、とくに問題ありませんのでご安心ください。 |
注意4 食事について | 食事の際は、刺激の強いものを控えてください。また抜歯していない側の歯で咬むよう注意しましょう。 |
注意5 飲酒・喫煙について | 抜歯後2~3日は、飲酒・喫煙を控えましょう。 |
注意6 入浴・運動について | 抜歯当日は体温が上がると痛みや腫れの原因になることがあります。激しい運動は避け、入浴はシャワー程度にしましょう。 |