スタッフブログ

虫歯の治療ってどれくらい通わないといけないの?

こんにちは、上田歯科のゆるキャラ、宮原です(`・ω・´)b


「なんで虫歯1本治すのに何回も通わないといけないんだろう……」
「この前の虫歯治療は1回で終わったのに……」

そんなふうに思ったことはありませんか?


実は、虫歯治療の方法は虫歯の進行程度によって全く違うんです。

今回は進行度別に虫歯の主な治療方法、そして治療のために通っていただく回数などについてお話していきます!


注:ここで紹介する治療方法や通院回数は、あくまでも一例です。
  症状や口腔内の状況、ご要望などによって異なる場合もありますのでご注意ください。

写真1

歯の表面にできた虫歯

歯の表面が黒く変色したり、欠けたほうな小さな穴が開いたりしている状態です。

実は、この段階ではまだ痛みを感じることがほとんどありません。

治療も1日で終えることができます。


表面にできた虫歯治療の流れ
・虫歯部分を削り、削った部分に白い詰め物を入れる

写真2

歯の内部まで進行した虫歯

表面だけでなく、歯の内部までしまった虫歯は冷たいものに反応して痛んだり、食べ物が詰まりやすくなったりします。

この場合、虫歯を削ってできた空洞を金属で覆う治療を行っていきます。

金属の被せ物を作るためには、まず型取りをしないといけません。

その後、被せ物を装着するためにもう一度通院していただくことになります。

また、歯を削る範囲が広い場合は金属の被せ物を入れるために土台を作ることもあります。

そうなると、金属の土台を作るための型どりなども必要です。

治療範囲が広ければ広いほど、治療にかかる手順や日数は増えていきます。


歯の一部を金属で覆う虫歯治療の流れ
①虫歯部分を削り、被せ物の型取りをする
②被せ物の装着

写真3

歯全体を金属で覆う虫歯治療の流れ
①虫歯部分を削り、土台の型取りをする
②土台の装着、被せ物の型取り
③被せ物の装着

写真4

神経まで到達してしまった虫歯

虫歯が神経まで進んでしまうと、見た目にも大きな穴が開いてしまいます。

表面に小さな穴が開いている場合でも、見えない内部で穴が大きく広がっている場合があります。

こういった時は神経に影響が出ている可能性が高く「普段から歯が痛い」「熱いものや冷たいものに反応して痛む」といった症状が出ます。

ここまで悪化してしまった歯は、神経を抜く治療が必要です。

そして神経を抜くと、そこに細い空洞ができます。

その空洞に薬を詰めるために、膿などを取り除いてきれいにしたり消毒する治療を繰り返すことになります。

この空洞をきれいにする治療の回数には個人差がありますが、痛みがなくなるまで通っていただく必要があるんです。

空洞がきれいになったら、あとは上で話した「歯全体を金属で覆う治療の流れ」と同じ手順となります。


神経を抜く虫歯治療の流れ
①神経を抜く
②神経のあった空洞をきれいにして薬を詰める(数回)
③土台の型取り
④土台を装着し、被せ物の型取り
⑤被せ物の装着

写真5

最初期段階の虫歯

実は初期状態の虫歯は症状がありません

少し悪化すると、歯のツヤがなくなったり、歯が変色したりします。

この場合、定期健診のメンテナンス、そして普段からの歯みがきなどで削らずに歯を修復することができます。

虫歯は早期発見と自分の口の状態に合ったセルフケアで改善することができるんです!

そのためにも、定期健診で早めに虫歯を見つけて症状に合わせた口腔内ケアの方法を知ることが大切です!!

3ヶ月に一度の定期健診に通うことで虫歯の早期発見が可能となり、通院回数も治療費用もグッと減らすことができます。

大掛かりな治療を必要とする状態にしないためにも、定期健診に是非足を運んでみてください!

スタッフ一同、お待ちしています(*≧▽≦*



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90年の歴史がある小倉南区の楽しく通える歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院

院長・歯学博士 上田和茂

住所:福岡県北九州市小倉南区北方1丁目12-40 第一菊ビル2階
TEL:093-921-1806

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