スタッフブログ
どうして甘いものを食べると虫歯になりやすいの?
こんにちは、上田歯科医院に新しく仲間入りした宮原です!
最近は気候も涼しくなり、ようやく秋らしくなってきました。
秋といえばハロウィン♪
ハロウィンと言えばお菓子☆
でも、お菓子ばっかり食べてたら虫歯ができちゃう……。
もしかしたら、中にはそんな方もいらっしゃるかもしれません。
虫歯のせいで食事を楽しめなかったことがある……。
そんな経験をした方もいるのではないでしょうか?
虫歯予防の基本はハミガキです。
正しいハミガキの方法を覚えて、食欲の秋を楽しみましょう!
どうして甘いものを食べると虫歯になりやすいの?
「甘いものは虫歯になりやすい」と聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
実は、私たちの口の中は酸性になったり、アルカリ性になったり、絶えず変化しています。
そして、酸性の時間が長いほど虫歯のできる危険性は大きくなっていきます。
どうして口の中が酸性になるの?
私たちの口の中には様々な細菌がいます。
その中でも虫歯菌としてよく知られているのがミュータンス菌です。
ミュータンス菌は、私たちが食事を摂ったあと、口腔内に残った糖質やデンプンを養分として大量の酸を分泌します。
最も多く酸が生産されるのは、砂糖の主成分であるスクロース、次いでブドウ糖だと言われています。
よく「甘い食べものは虫歯になりやすい」と言われるのはミュータンス菌の養分となる糖質がたくさん含まれているためです。
お菓子を食べても、口の中をキレイにすれば大丈夫!
食事の後、口の中には食べ物が残っています。
特に溝になっている部分、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間といった狭いところに詰まっていることが多いです。
このような口の中に残った食べ物を栄養源としてミュータンス菌は酸を作り出します。
これが虫歯の大きな原因の一つです。
つまり、口の中に残っている食べ物をきちんと取り除いて、きれいな状態を保つことが虫歯予防の基本なんです。
虫歯予防の基本はブラッシング(歯磨き)です!
ブラッシングの方法は何通りもありますが、ここでは虫歯予防を目的としたブラッシング法を説明します。
①歯ブラシは鉛筆を持つように握りましょう!
握手をするように歯ブラシを握り込んでしまうと、力が入りやすくなってしまいます。
歯ブラシを鉛筆と同じように持って、毛先が広がらないくらいを目安にした力加減で磨きましょう。
②磨き残しが起きやすい部分を意識して磨きましょう!
歯ブラシの届きにくい部分は特に磨き残しが起きやすい場所です。
磨き残しがないように、場所によって磨き方を変えてみましょう。
・奥歯の嚙み合わせ部分
ハブラシを常に小さく動かし、一本ずつ丁寧にみがく
・奥歯の裏側
ブラシを歯に対して少し斜めに入れ、前後に小さく動かす。
利き手側の奥歯の裏側はみがき残しが多くなるので特に注意。
・前歯の裏側
歯ブラシを垂直に近い角度まで立たせて細かく磨く。
・歯と歯の間
デンタルフロスを使用する。
定期健診で一緒に虫歯予防をしていきましょう!
ここまで虫歯の原因やブラッシングの方法について説明してきましたが、
ご家庭でのハミガキだけではどうしても行き届かない部分、難しい部分が出てくると思います。
ですが!!!
安心してください!!!!!
上田歯科では、治療以外にもみなさんの歯の健康を保つための定期検診を行っています。
定期健診では、お口のチェック以外にも
ブラッシング方法の指導や専用の器具を用いたプロの技術による
口腔内メンテナンスを実施しています。
特にブラッシングついては、スタッフがお口の中を見て一人一人の患者さんに合った方法を実際に歯ブラシを使って説明します。
また、自分一人では落とすことの難しい汚れを取り除くこともできるので虫歯予防に最適です。
健康で丈夫な歯をいつまでも保つために、是非一度定期検診を受けてみませんか?
スタッフ一同、お待ちしています!!
90年の歴史がある小倉南区の楽しく通える歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院
院長・歯学博士 上田和茂
住所:福岡県北九州市小倉南区北方1丁目12-40 第一菊ビル2階
TEL:093-921-1806