ドクターズブログ
あまり知られてないけど、実は保険適応で白い詰め物ができます!
こんにちは!歯科医長田です。
早速ですが!皆さんはむし歯の治療に使う詰め物は銀歯などのメタリックな物と白い詰め物どちらを希望されますか?おそらくほとんどの人が「白い詰め物で!」とおっしゃると思います。確かに白い詰め物の方が見た目が良いですからね!
ただ皆さん白い詰め物って自費で高いんじゃないの⁉️と思っておられるのではないでしょうか?
実は保険治療でも白い詰め物にする事は可能です!👍 それはコンポジットレジン修復(略してCR)という物で、昔から実績のある治療方法です。今回はこのコンポジットレジンについてお話していきたいと思います。
コンポジットレジンとはセラミックの粒子と合成樹脂を合わせた素材の事で、小さなむし歯や審美性が求められる前歯に使用される事が多いです。
色などでいくつも種類があり、患者様1人1人の歯の形や色に合わせて本物の歯そっくりに治療する事が出来ます。
ほとんどが1回の来院で終了する非常に簡単な保険治療で費用は歯1本につき3割負担で約1000円前後です。
コンポジットレジン修復治療は次のような方にオススメの治療法と言えます。
⚫︎むし歯の治療後の詰め物を白くして欲しい
⚫︎前歯に小さなむし歯があって変色が気になる
⚫︎過去のむし歯の詰め物が取れた
⚫︎前歯の隙間を埋めたい
⚫︎前歯の先端が少し欠けていて気になる
次にメリット デメリットについてまとめてみました
(メリット)
⚫︎治療回数が少なくて済む
⚫︎歯と調和した色でむし歯の治療が出来る
⚫︎小さいむし歯の段階であれば削る量が少なくて済む
⚫︎条件がそろえば1回の通院で治療を終了させる事も出来る
(デメリット)
⚫︎強度の面では金属に劣る
⚫︎広い面積のむし歯にはNG
⚫︎噛む力が強い場所には使用出来ない
⚫︎時間が経つと、変色したり欠けたりすり減ったりする事がある
(定期的なやりかえが必要な場合もあります)
デメリットが気になる、、「でも白い歯にしたい!」という方にはこれらのデメリットを改善出来る自費の治療もご提案していきます!
それでは具体的にどのようにしてコンポジットレジン修復をするのか簡単に説明します
①まず、むし歯の部分を削り取ります。
②削り取った部分にペースト状のコンポジットレジンを詰めていきます。
③詰めた部分に光を当てて固めていきます。光を当てるのは一瞬です。
④固まった部分を自然な歯の形になるように磨いて完成です。
この工程をイラストでわかりやすく説明すると次のようになります
意外と工程が少ないのはお分かりいただけたでしょうか?このように治療の工程が少ないので1回の来院で終わる事が出来ます。
ただその後も他の部分にむし歯はないか?きちんと歯磨き出来ているのか?を確認するためにも予防、メンテナンスの通院はしていただきたいところです。
それではまとめです
・白い詰め物は保険でも出来る!
・条件がそろえば1回の通院で治療が終了する
・ただしデメリットもあります
最後に、、むし歯があったり 歯に違和感を感じたりしてても「銀歯にしたくないから歯医者には行きたくないなあ、、」と思ってらっしゃる方や、今のお口の中に金属の詰め物があり、気になっててもそのままにしてらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。
金属アレルギーなどの問題もあるので気になる方はCRに変更するのも1つの方法です。
コンポジットレジン修復は保険治療で比較的簡単に白い詰め物にする事が出来ます。
デメリットや条件などはありますが、悩んでそのままにするのは時間がもったいないです。まずは当院へ来られてお気軽にご相談してみませんか?
90年の歴史がある小倉南区の楽しく通える歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院
院長 上田和茂
住所:福岡県北九州市小倉南区北方1丁目12-40 第一菊ビル2階
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