ドクターズブログ
親知らずを抜く場合と抜かない場合の基準!
地域に根差して91年 親知らずを抜くなら
小倉南区の 上田歯科医院 院長の上田です
寒くなってきたので暖かくして 健康第一で
今年1か月頑張っていきましょう
今回はキャッチコピーにもある
当院が一番得意にしている
親知らずの
抜歯基準について解説していきます
抜いたほうがいい場合
① 痛みや腫れが何回か続いた場合
抜歯をしないで痛みを抑えるレーザー治療を行い
痛みが治まることもありますが
原因になっている親知らずは残っているので
再発して痛くなることも多数あります
その場合は原因の除去をおススメします
② 矯正をしていきたい場合
矯正をする場合に親知らずを残していることが
原因で歯並びがまた悪くなることが多数あります
未成年でまだ親知らずを残して矯正後に
抜くこともありますが
20歳以上の方なら先に抜歯を行います
親知らずがあることで歯を後ろに
下げることが出来ず矯正が
うまくいきません
③ 親知らずが少し出て来ていて
手前の歯が虫歯になっている場合
少し出て来ていている場合、手前の歯との間を
歯ブラシで磨くことはかなり難しいので
かなりの確率で虫歯になっています
早期に抜歯をすることで小さい虫歯で
すみますが放置していると
神経まで治療をしないといけなくなるで
大きく歯を削らないといけなくなります
④ 親知らずが原因で歯並びが悪くなっている
場合
年齢とともに若い時には良かった歯並びも
歯周病などの原因で悪くなってきますが
一度悪くなった歯並びはもう、もとには戻りません
斜めや横にはえている親知らずが原因で
歯並びが悪くなっていることも多いです
⑤ 虫歯が大きい場合
親知らずは口の中で一番奥の歯なので
神経の治療をする場合、一番難しい治療で
何度も治療に来院してもらわないと
いけなくなり患者さんに負担がかかります
かみ合わせが無く必要性が低い場合は
一回で終わる抜歯をおススメします
抜かない方がいい場合
① まっすぐ歯が生えている場合
奥の歯はご飯を食べるため・咬むためにある歯なので
上下のかみ合わせがある場合には抜く必要は
ありません
② 手前の歯の根っこの治療していたり
大きな金属が入っている場合
治療をしている歯、特に根っこの治療をしている
神経をとっている歯は普通の歯に比べたら
弱くなっているので将来抜かないといけなくなる
可能性が高くなります
その時に親知らずを残しておくことで
入れ歯やインプラントをせずに
つないだブリッジを作ることができます
後々、役にたちます
③ 完全に埋まっている場合
虫歯もなく歯並びも悪くないまたは
気にならない場合は無理に抜く必要はありません
特に抜歯に時間もかかり、痛みも出てくる
可能性が高くなります
④ 高齢者は無理に抜く必要なし
50~60歳以上で特に痛みがない場合は
抜くのはリスクも体力もいるのでおススメはしません
⑤ 口が開きにくい・嘔吐反射が強い人
は難抜歯になる可能性高い
親知らずは一番奥の歯であり、さらに埋まっていて
必ずアシスト(助手)がつかないと抜くことはできません
もちろん、患者さんも口を大きく開けて
もらえないと歯がみにくくなり時間がかかる
手術になってしまいます
口の中の血や水を吸い取るバキュームを
入れとかないといけないので
嘔吐反射が強い人にもあっていない
と思います
舌が切れないように押さえつけるので
苦痛が嫌な場合は大学での入院オペを勧める
こともあります
当院はCTを完備しています
普通のレントゲンでは見えない部分を
見ることが出来、安心して抜歯ができます
かなり難しい症例でも即日判断して
大学病院を紹介させてもらっています
臨床30年3000本以上親知らずの
抜歯経験がありますのでお気軽にご相談
ください
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91年の歴史がある親知らずを抜くなら小倉南区の歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院
院長・歯学博士 上田和茂
住所:福岡県北九州市小倉南区北方1丁目12-40 第一菊ビル2階
TEL:093-921-1806
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