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歯ぎしりの原因と影響、その対策法
こんにちは!三浦です☆
皆さんは歯ぎしりを指摘されたことはありますか?
「歯ぎしり」は睡眠中に歯をすり合わせて音をたてることを言います。
しかし、睡眠中なので自覚症状がないため気づくことが難しいです。
なので、
今回は歯ぎしりの原因と影響、その対処法についてお話したいと思います。
歯ぎしりは大きく分けて3つの種類があります
グラインディング(歯をこすり合わせる)
上下の歯を横にギリギリとこすり合わせる症状で、歯ぎしりの中では最も多くの方に見られます。
また、これが原因で歯が平らにすり減ってしまうことが多いです。
クレンチング(歯をかみしめる)
歯を強く噛みしめる症状で、日中でも無意識のうちに噛みしめていることがあります。
音が出ないため、ご家族にも気づかれることがありません。
タッピング(歯をぶつけ合う)
上下の歯をカチカチと噛み合わせる症状です。
頻度は一番少ないですが、歯やあごに大きなダメージがあります。
歯ぎしりの原因
ストレス
歯ぎしりは日常のストレスによって行われていることがあります。
睡眠中に歯ぎしりをすることでストレスを解消しようとしていると考えられています。
飲酒や喫煙による睡眠の質の低下でも歯ぎしりが起こりやすくなるといわれています。
噛み合わせの悪さ
治療後に詰め物や被せものによって高さが合わなくなった場合、その部分を削ろうとして歯ぎしりしやすくなります。
歯の詰め物が原因の場合は、治療後に歯ぎしりをするようになります。
歯ぎしりによる影響
歯のすり減り、歯がしみる
歯ぎしりが原因で歯がすり減ります。
そして、歯の表面にある一番硬いエナメル質が徐々に削られその下の象牙質まで削られると歯がしみるようになります。
顎が痛い
歯ぎしりの中でも歯を嚙みしめるクレンチングによって症状が出るケースが多いです。
噛みしめることで顎の関節がずれたり、変形したりするなど顎関節症を引き起こし、顎が痛くなります。
片頭痛や、肩こり
歯ぎしりは、首やこめかみ、肩や腰につながっている筋肉を使います。
それによって筋肉が緊張し様々な部位に負担がかかり、肩こりや片頭痛を引き起こすことがあります。
エラが張ってくる
噛むために使う筋肉は咬筋といって、エラについています。
ここに歯ぎしりなどによって強い負荷を与えすぎると筋肉が発達しエラが張ってくるようになります。
歯ぎしりの治療方法
ストレスをなくす
歯ぎしりはストレスが原因で行われていることもあるので、ストレスを解消することが有効です。
良質な睡眠をとる
睡眠が浅いと歯ぎしりが起こりやすくなります。
睡眠直前にスマホをいじったりゲームをすることは控えましょう
横向きやうつ伏せで長時間眠ることは避けましょう、寝返りがしやすい体制で睡眠することが大切です。
かみ合わせを調整する
詰め物や被せものによって歯ぎしりが引き起こされている場合は歯医者さんでかみ合わせを調整してもらうことで改善されることがあります。
マウスピースを作る
睡眠中の歯ぎしりには、上下の歯が直接当たらないようにマウスピースで保護することができます。
初めは違和感が気になりますが、慣れてしまえば気にならなくなります。
歯ぎしりの音も軽減されるので、ご家族にもよい治療法です。
いかがでしたか?
歯ぎしりはストレスやかみ合わせなどで生じますが,就寝時におこることが多いので自身で改善することが難しいです。
当院では歯ぎしりや顎関節症に対応したマウスピースをお作りすることができます。
少しでも症状がある方、気になっている方は一度ご来院いただきご相談ください!
歯ぎしりを放置していると体全体に影響が及ぶので、マウスピースを作ることで症状を改善し快適な日々を過ごしていきましょう!