ドクターズブログ
金属を使わないメタルフリーの治療 part1
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
院長の上田です。
コロナコロナ、緊急事態・蔓延防止などもう慣れてきた感が
ありますが、楽しいことを考えながら生活しています。
また、休みの時はメディアドームでワクチン接種の打ち手としても
地域に貢献できることをやり甲斐もってやっています
今日は最近どんどん増えてきている白い歯について
書いていこうと思います。
メタルフリー治療とは、
以前の保険治療の主役である金属を
いっさい使わず白い素材のみで行う治療法のことで
ここ最近5年位とくに普及してきています。
30代以上の世代くらいまでは、
主に保険で使用する金属を使用して
治療するのが当たり前でしたが、
現在の20代の方は白い歯を選択することが常識になっています。
当医院でも以前であれば金属にするくらいの大きさの
虫歯があっても白い歯でする機会がかなり増えてきました。
今は3代目のセレックのプライムスキャンを使用していますが
白い歯が主流になってきたのは10年前位からだと思います。
その前は自費で一番良いとされるものはゴールドでした。
白い歯で
メリットは
①やはり見た目がよくて一番自然であること
②金属アレルギーが起こらない
➂歯茎の変色がないこと
④小さい虫歯であれば保険で十分で早めに治療はベスト
⑤保険適用のCADCAMという白い素材のかぶせ物(クラウン)もどんどん
増えてきているので以前ではできなかったものでも出来るように
なってきている
⑥素材によるが2次カリエスになりにくいものが多い
たくさん良いことがあります。
デメリットは
① 保険で行う白い歯は素材が決まっているので決まった色の中でしか選ぶことができない
② 男の人やかみ込みが強い人は割れやすくて不向き
以前から行っている金属の特徴
メリットは
①保険診療でできるので安価でできる
②50年以上使用している国が認めた素材なので安心である
➂作製する技工士さんも長年やっている技術なので
当たりはずれは少ない
デメリットは
①やはり一番は見た目が悪い
② 金属アレルギーがおこる
➂ 歯と金属の間が歯垢がたまりやすく磨き残しが起こりやすい
歯と歯の間が虫歯になりやすい
④大きなかぶせ物をしている場合に多いが歯ぐきに金属が
接している場合に色素沈着を起こし見た目を悪くします
やはり令和時代になり
金属を使わずセラミックに移行しているしていることは
間違いなく、現在は移行期間であり
いずれ金属を使用しなくなり時代も
そろそろ来ているような気がします。
割れたりしやすいデメリットもありますが
見た目だけでなく体にも優しい白い素材のほうが
時代に即していて良い治療だと思いますし
これからどんどん進めていきたいと思います。
次回は白い歯の素材の種類について投稿します
90年の歴史がある小倉南区の楽しく通える歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院
院長・歯学博士 上田和茂
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