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シーラントについて
こんにちは、歯科医師の村瀬です。今回はシーラントについてお話しさせて頂きますね。
目次:
1:シーラントとは
2:シーラントは、どの歯にするの?何歳頃するの?
3:シーラントをしても気をつけてほしい事
1:シーラントとは
シーラントとは、子供の虫歯予防法の1つです。
奥歯には溝があり、見た目よりも奥が深く、歯ブラシが当たりにくい為、虫歯になりやすく、進行がかなり早いです。
シーラントとは、この溝にプラスチックの樹脂を詰めて虫歯の原因になり得る歯垢や食べかすが入らないようにします。
2:シーラントはどの歯にするの?何歳頃するの?
シーラントは初期の虫歯と判断された乳歯(子供の歯)の奥歯や、生えたての永久歯(大人の歯)の奥歯にすることが多く、歯の溝が深い場合に特に効果的です。
年齢制限はありませんが、乳歯は4歳〜5歳頃、6歳臼歯は6歳頃、永久歯は7歳〜13歳頃に行う事が多いです。
3:シーラントをしても気をつけてほしい事
・シーラントだけで虫歯予防は大丈夫と思ってはいけない
シーラントは虫歯予防に効果的ですが、シーラントをしたからといって虫歯を完全に防げる訳ではありません。
歯と歯の間も虫歯になりやすい場所ですが、シーラントでは予防出来ない為、丁寧に歯磨きをしていないと虫歯になる可能性があります。
歯磨きだけでなくフロスを使用して歯垢を除去したり、フッ素を併用する事もとても大切です。
・シーラントは永久に保持されるとは限らない
シーラントは虫歯治療の詰め物と比べると耐久性が少し劣る為、何かの拍子に欠けたり取れたりする事があります。
欠けたり取れたりした場合は再度シーラントの処置が出来ます。
シーラントは虫歯予防に効果的な処置方法です。定期検診の際にシーラントが取れていないか確認したり、フッ素塗布も行っておりますので、気になる方は是非、当院にご相談下さい。
92年の歴史がある親知らずを抜くなら小倉南区の歯医者さん
医療法人 徳和会 上田歯科医院
院長・歯学博士 上田和茂
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